2014年8月22日(金)~9月1日(月)@下北沢 ザ・スズナリ
【作】スエヒロケイスケ
【構成・演出】天野天街
【出演】
寺十吾/釈八子/宇鉄菊三/猫田直/竹下カオリ/松原正隆/佐藤健(以上 tsumazuki no ishi)
夕沈/中村榮美子/山本亜手子/小林夢二/宮璃アリ(以上、少年王者舘)
蒲公仁(個人企画集団*ガマ発動期)/保倉大朔/祁答院雄貴(アクトレインクラブ)
【スタッフ】
舞台美術 小林奈月
映像 浜嶋将裕
音楽 坂本弘道
照明 阿部康子
音響 岩野直人(ステージオフィス)
舞台監督 金安凌平
振付 夕沈
写真 羽鳥直志
撮影 山崎のりあき
制作 宮璃アリ
制作運営 J-Stage-Navi
チケットの申し込み【J-Stage-Naviのサイトへ遷移します】
企画の立案者である少年王者舘主宰、天野天街とtsumazuki no ishi 主宰、寺十吾、両名はそれぞれ全く違う方向性の劇団を運営しながら、十数年前から共に海外公演ユニット KUDAN project に参加し、共同で作品作りを行っており、お互いのスタンスを十分に理解しあった関係であります。
本企画で使用される戯曲「寝覚町の旦那のオモチャ」はtsumazuki no ishi の座付き作家であるスエヒロケイスケ氏が、出身地である愛知県で2001 年11 月下旬に当時、名古屋の 看板的劇団メンバーが参加していたソウモンシャ・プロデュースと伝統ある七ツ寺共同スタジオの共同企画で公演したものであり、今回、天野天街がtsumazuki no ishi との合同公演で あるならばこの戯曲を使用したいとの、たっての希望で選ばれたものであります。
何時からか時が止まったような街、寝覚町の寂れた玩具店。
絶望世界をシニカルに、かつ可笑しさを交えて描くスエヒロケイスケの世界が、アマノテンガイの魔法にかかって玩具と共に動き出す! 王者館× ツマヅキの化学反応は、極彩色の無限回廊で踊る人間模様をどこまでも滑稽に、どこまでもリアルに魅せてくれます。我々の世界の鏡とも言うべき「もうひとつのセカイの果て」 「もうひとつのニンゲンたちの末路」を観客の胸に刻み付けます。
8月22日(金) | 8月23日(土) | 8月24日(日) | 8月25日(月) | 8月26日(火) | 8月27日(水) | |
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14:00 | ● | ● | ||||
19:00 | ● | ● | ● | ● | ● |
8月28日(木) | 8月29日(金) | 8月30日(土) | 8月31日(日) | 9月1日(月) | ||
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14:00 | ● | ● | ● | |||
19:00 | ● | ● | ● | ● |
※受付開始は開演の1時間前、開場は開演の30分前となります。(整理番号順)
※開演10分前を過ぎますと、当日券のお客様を優先させていただくことがございます。
※開演5分前までにお越しいただけない場合はキャンセルとみなす場合がございます。
※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。
あらかじめご了承ください。
2014年7月5日(土) 10:00~
一般 前売 3500円/当日4000円
学生 前売 3000円/当日3500円(要学生証提示)
お問合せ先 | URL | TEL |
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少年王者舘 | oujakan.jp | |
tsumazuki no ishi | tsumazuki.com | |
Stage Navi | j-stage-i.jp/free1.html | 03-5957-5500 (平日11:00~18:00) |
電子チケットぴあ | t.pia.jp | |
e+(イープラス) | eplus.jp/sys/main.jsp | |
ザ・スズナリ窓口 | 03-3469-0511 |
※学生前売チケットは、少年王者舘・tsumazuki no ishi のHPからの申し込みのみの取り扱いとなります。
※入場順は、少年王者舘・tsumazki no ishiのHPからのご購入のお客様が優先となります。
チケットの申し込み【J-Stage-Naviのサイトへ遷移します】
下北沢 ザ・スズナリ
住所:東京都世田谷区北沢1-45-15
TEL:03-3469-0511
劇場ロビー
TEL:03-3467-7554(公演期間中のみ)
とある地方都市郊外、寂れた商店街のはずれの、奥まったところに隠れるように佇む天沢模型店。
現代詩人と同姓同名である店主、天沢退二郎と、ハンドメイドの模型職人で あり店員である高 遠光男は、退二郎の妻、貴志子には内密に、裏の稼業を営んでいた。
その稼業は人並みはずれた手先の器用さ、正確さを要し、退二郎と高遠は、自分たちの手ではなんともならない要所の作業を、店の常連の一人である小学生のヒトミ君に、 嘘八百並べて手伝わせていた。
ある日、ヒトミ君が不自然極まりない交通事故で命を落としたことから裏稼業が危機的状況に陥る。退二郎と高遠は奔走するが、貴志子や店にたむろする常連たちを騙し続け、 ひた隠しにする。
しかし貴志子の姉、そしてその息子、生徒同士の傷害未遂事件で高校を追われたマサルの二人が天沢家に泣きつき居候の身として入り込んだことが破綻の引き金を引いた。
寂れた模型屋を舞台を駆け込み寺がわりに、逃げ場のない者たちが集い、どうにもならない気 分を紛らわそうと必死で遊び、だらけ、涙を呑んで笑顔を乱暴に振りまく、 絶望的なポジティブ感。 でお送りする、ミニマルアクロバット人間模様。